確定拠出年金(401k)について

 今回のテーマは、2001年10月からスタートした新しい年金制度「確定拠出年金」についてです。
本制度が日本に誕生して10年以上が経過しているわけですが、2016年5月に「確定拠出年金法等の一部を改正する法律」が可決・成立しました。これによって、今まで確定拠出年金の対象外だった専業主婦、公務員の人たちも、個人型確定拠出年金(個人型DC)に加入できるようになります。
 改正法の施行は2017年1月1日ですので、年末にかけて頻繁に耳にするようになるでしょう。
 そこで今回の大ちゃんニュースでは、改めて「確定拠出年金(401k)」についてその特徴をお話させて頂きます。

◆401kとは?
 401kという名前は1978年にアメリカで成立した「米国内国歳入法」に基づく同様の制度の条項名(401k)が由来と なっています。
そのことから、確定拠出年金は日本版の401kとも言われています。

◆確定給付年金と確定拠出年金の違い
 確定拠出年金と似た用語として確定給付年金がありますが、両者には以下の違いがあります。

◆種類
 さらに、確定拠出年金制度は次の2種類に分けられます。
・企業型…事業主により掛金が拠出され、従業員が加入者となり、各加入者がその個人別管理資産について運用の指図
     を行う。
・個人型…自営業者または企業型年金の対象となっていない60歳未満の企業の従業員が加入者となり、加入者自身が掛
     金を拠出し、その個人別管理資産について運用の指図を行う。

◆魅力
 確定拠出年金制度は、何といっても税制の優遇措置が受けられることが最大の魅力!
しかも、3つの時点でメリットがあります。
では、実際にどのような優遇措置を受けられるのでしょうか?

◆利用上の留意点
 ・年金資産の運用管理は加入者自身が自己責任により行うため、運用の責任はすべて自分自身にあります。
 ・原則として、資産の中途払い出しが認められていないため受給開始年齢に達するまでは受給できず、転職・退職時の
  退職一時金の活用は不可。
 ・企業は従業員への投資教育が必要。

◆最後に
 様々なメリットとデメリットが存在する確定拠出年金ですが、2016年7月末現在には約600万人が利用する制度に成長しています。
 2017年1月1日以降には今以上に普及が進んでいくでしょう。
 是非、この機会に確定拠出年金について考えてみてはいかがでしょうか?

 詳しくは厚生労働省の確定拠出年金のページをご確認ください。